天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

北京格安ツアー(その5)+α

 *本文は日中友好協会八王子支部ニュースより転記*
 *久々に支部ニュースが出、私の旅行記の続きがあったので、原稿との違いを確認しながら転機してみよう。私の旅行は7月だったのに、これでは年内に連載は終わらないな。11月には日中友好協会ツアーとして海南島へ行った人たちがおり、その旅行記の掲載が始まった。こちらは単なるお遊びではなく、元従軍慰安婦の方々を訪問するという旅程が含まれている。その後桂林の川くだりを楽しむのだが、初回は従軍慰安婦の方二人を訪問した様子が掲載されている。実際の様子は現地の新聞の報道文の訳だが、訪問の意義は十分伝わる。
 実は、そのような訪問をすることについて私は何の意味があるのだろうと思っていた。ご本人たちは昔のことなど思い出したくもないのではないか、そのような過去を隠して生きているのではないかと思ったからだ。
 しかし、今や彼女たちは80歳を越えている。訪問者は慰問品や見舞金を持って、これまでの苦労に対してねぎらいの言葉をかける。これは、お金や品物の問題ではなく、日本人の庶民が、日本人として過去につらい思いをさせたことに対してわざわざねぎらいに来たことについては、彼女たちも溜飲がさがる思いをしただろうということと同時に、中国の人たちに日本人を正しく理解してもらう役にたったことと思う。
 あれ、本題は格安ツアーだった。では・・・
 昼食後に友誼商店に行ったが、そこでまた翡翠を売っている。友人は、「嫁用を買い忘れている」と言い、ブレスレットを追加した。私には娘はいないけれど、嫁がいたなあと思うが、でももう翡翠はいい。そう思っているところへ、「猫目石もあるよ」ときた。そこでまたブレスレットを2本買う。それと玉(ギョク)でできた手に握る健康器具も。これはいい買い物だった。
 三日目の買い物は、真珠とお茶だった。これではもはや買い物ツアーの様相だ。茶芸館というところでは、色々なお茶の、それぞれの効能を説明しながら、順に淹れて試飲させてくれた。友人は奥さんから「お茶はいらない」と言われていると話していた。しかし、一通りデモンストレーションが終わり、売場に案内されると、真っ先に品物を掴んで、「ねえ、どれを買う?」ときた。四箱買うと一箱おまけと言われ、一人二箱ずつ買い、おまけは山分けとなった。
 銘柄は、鉄観音茶、一葉茶、茉莉花茶プーアル茶の四種類。今回、一葉茶というのを始めて買った。これは少し葉を多く淹れすぎると、とてつもなく苦いが、プーアル茶とともにコレステロール対策には良いらしい。
 さて、買い物はともかく、三日目の最後、天壇公園の後、我々は予定通りタクシーに乗り、北京南駅を目指した。駅は地図では公園からあまり遠くなく、ガイドの黄さんも「タクシーワンメーターの距離です」と言っていた。(続く)