掲題は、日中友好新聞に柳条湖事件のことを井上久士氏が書いている記事のタイトル。
9月18日は柳条湖事件から90年。日本はこの仕組まれた事件から、中国相手に15年戦争と言われる侵略戦争を始めた。15年後に敗戦。
昨日でニューヨークの911事件から20年。20年後の今年、米軍はアフガニスタンから撤退した。
また、べトナム戦争は1955年に始まり、勝敗が決まったのは1975年である。20年。
南北に分かれて米ソの代理戦争から始まり、1964年のトンキン湾事件からアメリカがベトナムに軍事介入して、1975年のサイゴン陥落まで続いた。
送り込まれた兵士は、ベトナムの庶民の標的になり、彼らを残虐に殺害してきたことでみなおかしくなる。911の後、イラクやアフガニスタンに送り込まれた兵士もそう。
トンキン湾事件については、1971年6月『ニューヨーク・タイムズ』が、いわゆる「ペンタゴン・ペーパーズ」を入手、事件の一部はアメリカ合衆国が仕組んだ物だったことを暴露した。
2001年の911事件についても、米国が報道するようなテロではなく、仕組まれた出来事であり、そのような指摘を陰謀論などとしているが、バイデン大統領はアフガニスタンからの撤退を実行し、疑惑のある911事件についても事実を調査する。と言っているのでするだろう。期待したい。バイデンばい。
日本の柳条湖事件ついても、いまだに中国側の仕業とする説があり、日本国としての正式な歴史認識とされておらず、国家としての反省が無い。原子爆弾を落としたアメリカにへつらい、中国を敵対視して、台湾海峡の云々を理由に軍備拡大してアメリカの補完的戦力になっている。辺野古の新基地建設もそうした文脈のなかで無駄なことをしている。
次の選挙が待たれる。