天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

約束のネバーランド

 昨日からの雨。昨日は雨のため竜泉寺温泉は歩かず、車で行った。岩盤浴の休憩エリアでアニメを見るようになった。最初はピアノの森を見た。これは平原綾香さんのエッセイに紹介されていたのが温泉にあったので見る気になった。これで最近の日本の文化、アニメに興味を持った。

 孫たちに「鬼滅の刃」を教わった。これは色々グッズを買う羽目になった。漫画は途中まで見た。

 次がこれ「約束のネバーランド」。これも孫が見ていると言うので見始めた。タイトルからは何がかかれているかよくわからない。ので、読んでみようと言う気になった。最近の子供たちがどんな漫画を見て育っているのか、知っておきたい。

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 全20巻の最後を昨日やっと見終わったと。「鬼滅の刃」と同様「鬼」のようなのが出てくる。鬼ばやりかなどと最初は思った。

 養育園で子供たちが暮らしている。が、そこは鬼たちの食料となる人間の子供たちが育てられているところだった。鬼たちは人間を食料にしている。養育園で楽しそうに育てられている子供たちは、鶏でいえば「地鶏」か。自由に動き回っていてよく育っているので、値段がたくて美味しい。

 それにブロイラーのように身動きできないで、体だけ成長させられる量産工場もある。高級な子供は、鬼の中でも権力者の食料となる。

 子供たちは、12歳で出荷されるまで食べられるために育てられていることは知らない。が、あるときそれを知ってしまい。みんなで逃げ出すという物語になっている。

 鬼が人間を食べるという、ただ気持ちの悪いアニメかと思いきや次のことを子供たちに訴えている。ように見える。

1.決して諦めないこと

2.誰も置き去りにしないで、皆で幸せになる

3.実は自分たちも命を食べている

 最初の1,2は分かりやすいが、3番目は実は深い。深いところまで子供たちは理解するだろうか。すぐには無理かもしれないが、考える材料になればいい。

 原作は白井カイウという人で、絵は出水ぽすかという人。どちらも名前が変わっていすぎる感じ。若い人の感覚で描いているんだろう。ジャンプのコミック雑誌に2016年から2020年まで連載された。

 そこで、次は若くない日本の漫画の歴史に残る手塚治虫氏の「火の鳥」を読みだした。