天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

れいわのテレビ報道

 れいわ新選組山本太郎氏が、テレビの生番組に出るというので、あさから待ち構えていた。テレビ朝日のモーニングショー。そうしたらはじめに吉本興業の騒動に、島田紳助がコメントしたとかなんとか、くだらない話を1時間もやっていた。消音して画面が変わるまでほかのことをしていた。

 

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 山本太郎氏の参院での頼もしい質疑の様子や、一人牛歩戦術などは、テレビでほとんど報道されていない。みなネットで知りえていた。つまりFacebookTwitterなどのネット情報を見ない人たちは、彼のことをよく知らないでいた。

 今回の選挙で、比例区で立候補したため、全国行けるところに、支援する立候補者の応援演説を兼ねてでかけた。そこで実際に彼の街宣を聞いた人はみな、彼の熱意を受け止めた。言ってることも筋が通っている。その結果が2名当選で政党要件を満たした。

 なのでこうしてテレビに出ることになった。犬HK中心に選挙報道は政権寄りになってしまってひどいありさまだが、こうなると話題にせざるを得ない。彼自身、テレビのメディアとしての影響力は認識しているので、こうして出ることはやぶさかではない。

 これから政治関連の番組に、しばしば登場することになるだろうが、そこが狙いでもあった由。今後の一般大衆への露出度は、今まで以上となる、なれば必ず支持者が増えていくことになる。

 それにしても吉本の長々とした話はひどかった。芸人の世界はあんなものか、というか吉本流にあきれたさんまさんなどは自分の事務所を持ったりしている。反社会的グループに闇営業した、ということが問題にされているが、安いギャラで仕事している人たちは、依頼主がだれであろうとお金がもらえれば仕事をする。という一般的な行動をどう整理するのか。

 吉本は元々最大の反社会的勢力の自民党とつながり、安倍氏が芸人の舞台に出たりしている。

 ろくな政治家がいなくなった自民党のことと思える記事を、青学学長の三木義一氏が本音のコラムに「世襲議員はいらない」として書いている。国会議員は、私たちの税金を決定し、使い道を決める。そういう仕事が世襲、つまり家業であることが民主主義社会で許されていること自体がおかしいとする。

 世襲を具体的に言うと、不透明な政治団体の資金が無税で引き継がれるといところにある。その世襲議員の背後には、不公正な税制等で甘い汁を吸っている選挙人たちもいる。そういうのを別の言葉で「自民党の基盤」などと言うわけだ。

 そういう状況を麻生は「最後は金でしょ」と言ってはばからない。

 三木氏は、投票率が5割を切ったことについて「無表情な納税者が半分以上いる社会も不気味だ」と。その通りだな。

 政権に忖度するメディアが、事実をありのままに報道しないで、知らされないから判断しない国民を増やしている。

 今回の選挙のれいわの得票率は、4%を超える。すなわち、投票した人の20人に一人は山本太郎氏を支持しているということだ。これは大きい。今後の動きに目が離せない。