ホテルまで順調だった。一つ問題なのは、クレジットカードでお金が出なかったこと。
まずは22日の早朝、バスで羽田に向かった。朝日がまぶしい。
羽田のチェックインでは、顔認証で通過する。パスポートにスタンプは押されない。前回7月に出かけたときの帰りからスタンプが無くなっていた。いいけど、パスポートのスタンプの日付を見ながら振り返るということが無くなった。
約5時間のフライトで、広州白雲国際空港に到着。前回とまた少し空港内の様子が変わっている。空港の地下鉄駅から、予約したホテルに近い地下鉄の駅まで8元は安い。1回乗り換えの1時間の行程。便利になったものだ。
ホテルの部屋はこんな感じ。
いい感じに見えるが、バスタブは無くシャワーのみでトイレはウォシュレットではない。中国の普通の設備。テレビと空調とインターネットWIFIはある。これで3泊で、12000円足らず。1泊4000円しない。
ネット環境はあっても、LINE,Facebook,Googleは動かない。以前は通じていたEメールも通じない。中国の友達とはwechatで連絡を取る。日本向けはGメールがかろうじてつながった。しかし、このはてなブログは中国でも開ける。書き込みもできるが、レスポンスが悪いので結局旅の記録は帰国してから書いている。
今回の旅は、また買い物が主たる目的。といっても二胡友達に頼まれたものを、中国の知人にネット購入してもらい、それを引き取りに行く。送料を節約して、自分の買い物のついでに持ち帰るという訳。とにかくお金の支払いのために、現金を手にする必要がある。しかし、中国国内は現金支払いはマイナーな行動。みんなバーコードにスマホをかざしておしまい。
だがたまにしか来ない外国人旅行者は現金が必要。クレジットカードは銀聯カードなら大抵大丈夫だが、VISAやJCBは受け付けないところが結構ある。
少し前は、日本の銀行カードが、中国のATMでも使えた。が、今はそれもできなくなった。唯一クレジットカードのキャッシング機能なら現金を引き出すことができる。
そこでホテルから高胡を見に行く途中で、道端にあったATMを試してみる。建設銀行と言う銀行のもの。一度にMAX2500元を手にすることができる。VISAカードが認識されて、金額を入力したら、精算票が印字されたがキャッシュが出なかった。
えらいこっちゃ!現金を手にしていないのに引き落とされたらかなわん。
後で聞いたところによれば、この銀行は自行に口座を持っている顧客しか相手にしない。囲い込み戦術なのか、効率化なのか分からないがそういうことらしい。
帰国してからカードの取引記録を見たら、2500元の取引が入って、すぐにキャンセルされた記録があった。実害なしでよかったが、分かりにくい。
結局、交通銀行という銀行のATMでキャッシュを下すことができた。
一日目は冷や汗だったが夜には、知人がホテルまで来てくれて一緒にご飯が食べられた。
一日目の食事は、辛い物を避け、鶏鍋の店に入った。鶏が基本だがここは豪勢に海鮮鶏鍋。海老にアワビにイカ、ハマグリで鶏肉が見えなくなっているが、鶏が一羽入っている。手羽先からトサカのついた頭まで潜っていた。
後ろに控えているのは、湯葉の揚げたものと新鮮な水がらし。お肉類を食べた後でうどんでも入れる感じで湯葉をばくばく食べた。日本では湯葉は上品な食材のような感じだが、中国では安く作られているらしい。これだけでお腹がいっぱいになって満足満足。
揚げた湯葉が柔らかく煮えるのには時間がかかった。