天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

19日の集会

 久々に国会前集会に行ってみた。正確に言うと今日は国会裏の集会だ。霞が関で降りて、国会前に行ってみたらだれもいない。警備の警官もほとんどいない。前のほうに3人連れが集会に行きそうな雰囲気で歩いている。あれ、これから参院選挙を前に大切な時なのにこれではなあ、と思いながらついていくと、いたいた。国会図書館前から国会議事堂裏の議員会館の前の歩道にズラリ。


 最近はこちらの場所が多いように思う。野党の議員さんたちが参加しやすくなっているのだろう。
 今日は沖縄の歌から始まった。私は例によって早めに失礼するが、ちゃんと民主主義の活動が動いていることを確認させていただいた。

 参加者は圧倒的に高齢者が多いが、人口の多い団塊の世代が高齢者になっているのだから当たり前。警備する警察官たちは、息子たちの世代。市民に対する言葉使いも、昔に比べると丁寧になったものだ。
 民主主義の社会では、市民がこうしたアピールの行動をすることが認められている。そういう権利を行使している。こうしたことがせいせいとできている。だからいいのだ、ということではなく、これは当たり前で、こんなことをしなくてはならない政権運営が問題なのだ。問題があるから人がこうして集まって、「やめてくれ!」と言っている。
 おりしも、沖縄で20歳の女性が米軍の軍属に殺害されるという事件が起きた。こうした問題は過去にも時々起きていて、犯人が米軍の軍人だと日米地位協定のゆえに日本で裁判もできない。そういう状態を放置して、辺野古の基地移転もないものだ。
 地震が揺れても、付近の原発を止めることもしない。今の日本はどう考えてもおかしい。安部首相は海外に出かけて、主要国の要人からは適当にあしらわれている。もう見破られていることに気付く知性もない。
 今の政権が変わらない限り、今日のようなこうした活動は続く。今日はたまたまテレビで沖縄の事件を鋭く解説する番組があった。当然NHKではなかったが、メディアの方も若い人を中心にガツンとやる人も出てきた。そういう動きにも期待したい。