天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

八王子アクション NO WAR

 1月11日11時に八王子駅北口で集会が開催された。八王子アクションという昨年夏以来の戦争法反対の市民運動だ。進行役はもうお馴染みになった菱山南帆子さん。小学生が井上ひさしの詩を朗読することから始まり、中学生、高校生、大学生と順に発言。次に院生、大学教授二人、そして国会議員数名、市民運動代表数名。中に八王子市長選に立ったいがらし仁さんも、政治学者として発言。


 この中で、大学院生の一人は日本ではもう戦いが始まっているという発言があった。これは、戦争法の問題ではなく貧困の問題だった。発言者の彼は、実際に貧困対策のボランティア活動をしており、集まった人たちにこういう問題にも関心を持って欲しいという訴えだったと思われる。
 これはこれで、最近自分も宇都宮さんの本を読んだし、以前から堤未果さんの本でアメリカと同じだぞという認識をしているところだ。それはそれで重大な問題で、取り組みも大切だが戦争法の問題、安倍政権が憲法をないがしろにして戦争ができる法律を通してしまったことは見逃しておけない問題だ。
 我々が育った平和な日本が危うくなってきている。思えば、戦前の日本はひどいもんだった。情報統制に徴兵制度。これがまた復活してしまう根拠を作ろうとしている。
 新聞によれば、憲法改正を目指すと安倍総理は語っているとか。何のために。抑止力だと。北朝鮮は水爆実験をやったと発表した。戦争法案を通した後のことだ。抑止力どころか、こうして緊張を煽ることになっっているだけ。
 通常国会が始まり、様々な問題について質疑応答がされているが、安倍総理の幼稚な受け答えには腹が立つ。今まで散々嘘で塗り固めた論拠。原発の問題なんてひどいもんだ。
 福井原発では、住民が不服申し立てをした。当然だと思う。住民無視でことを決めてきた。これからはこうした市民運動が日本の民主主義を守る中心的な動きになるような気がする。気がするだけでなく、参加して行かなくては力にならない。ひとまず八王子アクションの1回目には参加して様子を見守ることができた。この場所では次は2月14日に集会をやるらしい。
 その前に、1月19日はまた国会前の集会がある。こうした動きを、先細りさせてはいけない。選挙に向けてますます盛り上げてゆかなくっちゃ。