天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

国民は本気だ

さて昨日から一夜明けて、国会議事堂前には憂国の国民が夕刻に集まった。6時半からの集会は、昨日八王子の集会を取り仕切った菱山菜穂子さんのコールから始まった。そして、民主党党首岡田さん、共産党党首志位さんと続き、大江健三郎氏もマイクを持って憲法違反の法案の撤廃を訴えた。





八王子からはお約束通り黄色いのぼりを立てて、集会に参加。母校のグループもFacebookでの呼びかけで臙脂色の上りのもとに、有志達が集まった。
帰宅してテレビを見ると、主催者側発表で45000人の国民が集まったとか。集会が始まったころは、まだ国会前の道路には右翼の車がウロウロしていたが、ついには車道を群衆が埋め尽くした。子供連れで来ている家族もあったし、若い人たちが本気で怒っている熱気が伝わった。
国会の様子の報道によると、安倍は議論を尽くせば採決をするという強硬な姿勢を崩していないが、これだけの騒ぎの中で国民の理解が得られていないことを認めざるを得ない発言も見られた。
議論など尽くされていない。今日の演説の中で「史上最低最悪の首相だ」という発言があった。福島の汚染をほおっておいて、原発を再稼働させ、沖縄県民の反対を無視して米軍の基地の移転工事を開始し、予算オーバーだったオリンピックスタジアムを点取りのつもりで白紙にし、かえって大金を無駄にした。ちょっと挙げただけでその最悪加減がわかる。
人数の変化はあるだろうが、今週いっぱい毎日国会前の集会は続くだろう。
仮に、強行採決があったとしてもこの戦いは終わらない。そのことは、今日の演説の中でも誰かが言っていた。かつての60年安保、70年安保の闘争の失敗は、採決されたところで運動をやめたことにある。今度はやめられない。アメリカの侵略戦争に加担するための法案などありえない。安倍がどなに嘘をついても国民は皆見抜いている。皆ではなくて、取り巻きが国民の声を聞かせないようにしていることもあるだろう。
ほかに書きたいこともあったが、今日も運動参加のレポートとした。