安倍政権が衆議院本会議を多数決で戦争法案を可決させてしまった。
これで立法化されたわけではないぞと、弁護士グループが声明を出し。若者を中心とした市民団体が「安倍政治を許さない」と連日行動。
昨日18日は、午後1時に全国でこのプラカードを持って写真を撮ろうという統一行動を澤地久枝さんが呼びかけた。私のところにも、日中友好協会八王子支部経由で八王子9条の会から行動呼びかけが届いた。
11時に高尾山口駅集合。日ごろは勤務のために行動できないでいるので、地元でしかもほかに予定のない日くらいは二胡の練習時間を多少削っても出かけてみるか、とばかりに取り合えず出かけた。
その結果、久しぶりに高尾山頂まで登ることになった。八王子組は高尾山頂で写真を撮る計画だった。歩いて登る組、ケーブルカーを使う組、下で待機する組に分かれ、自分は徒歩組に参加。
久々の高尾山口駅は、星をもらったこともありとてもきれいに整備されていた。整備はいいが、整備しすぎ。何かというと、八王子市民が「安倍政治を許さない」と書いた紙を持って集まっていると、ここでは禁止されていると駅員が言いに来た。何が禁止なんだ、駅の改札口を出た場所でどこまでが構内なのかはっきりしていない。そういうところで、もしもそういう看板を持たずにただ待ち合わせているだけなら何も言いに来ないはず。
安倍政治を批判する市民団体の行動を阻害するのが京王電鉄の方針ならば、そう言ってみたらどうなのか。企業というのは・・・ここでつまらないことを取り上げても仕方がないのでやめるが、戦争法案はまだ法制化されたわけではなく、若者たちは阻止する行動に出ている。
そういう中、安倍総理は予算超過で問題になっていた国立競技場の再建策の白紙撤回を宣言した。矛先を変えて、人気取りをしようとうのは見え透いていてタコとしか言いようがない。このまま政権を維持して、日本の政治に汚点を残さないで済むとでも思っているのだろうか。学者が憲法違反だとしていることに耳をかさないのは、もはや独裁政治ではないか？
おそらく現状を正しく認識した際には、前回と同様に「もうやーめた」と言って放り投げるのがせきのやま。これは時間の問題ではないかしら。
昨日の高尾山は雨模様だったこともあり、さしたる混雑はなかったが中国語はよく聞かれ、山ガール達も結構来ていた。
