天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

災害

鬼怒川の反乱が大変なことになっている。自衛隊の活躍で何人かの命が救われたが、まだなお孤立している地域もあるとか。
その一方で、安倍総理はこの災害対策の会議を10分で打ち切り、戦争法案を強行採決するための相談に時間をさているらしい。何たる人命軽視だろう。こういう人間が平和のための法整備だとよくもしらじらしい嘘を言えるものだ。
自衛隊は、今回のような災害時に十分活動できるよう日ごろから訓練している、というのがあるべき姿だろう。
ところで、今回の災害は台風だったから仕方がないのかというと、これを人災とみる人がいる。すなわち、危険地域との予測があるなかで対策を怠ってきたからだ。ここに以前蓮舫大臣が削った予算の一覧表がある。

http://matome.naver.jp/odai/2130058712653275801
これらの対策がとられていれば、堤防決壊などという事態は避けられたのではないか。返す返すも人命を軽視した政治家たちではないか。
自民党が民意を無視して採決しようというのが来週なので、八王子では明日から再度結集して意思表示をしようということになっている。
国会前では、安倍の好きなアメリカの映画監督もこんなスピーチをしている。
映画 日本国憲法ジャン・ユンカーマン監督

https://youtu.be/P_kGvTt2k7A
「皆さん、こんばんは。雨の中でも頑張っていますね。この間は12万人が国会前に集まりました。

 その翌日、安倍政権が『残念ですが、国民は誤解している。『安保法案は戦争法案』と間違った解釈がされている』と言っていました。

 間違った解釈というのは、安倍政権がやっている憲法9条の解釈のほうですよ。それは皆、わかりきっているでしょう。わかりきっているから反対しているんですよ。何がわかっているかというと、この法案が通れば、日本はアメリカの侵略戦争に関わることになる、ということです。

 安倍総理大臣は『侵略』という言葉がわからないらしいんですけど、教えてあげよう。侵略戦争というのは、250万人の若い人たちが地球の反対側の国や、近い国に行って、10年間も戦争やることなんです。

 アメリカはこの50年間、2回、そういう戦争をやりました。ベトナムでやりましたね。ベトナムでやって、また40年経たないうちに、またイラクとアフガンで同じようにやりました。250万人の若い人たちが行って、現地で一番犠牲になるのは、その現地の人たちなんです。ベトナムでは200万人くらいの人が死んだんです。何の目的もない戦争だった。何の利益も生まれなかった、完全に無意味な戦争ですよ。

 それがあって、40年経ったところで、また同じように、何にも意味のない戦争をイラクアフガニスタンでやりましたので、また同じように現地の100万人以上の人たちが犠牲になった。

 犠牲になるのは、兵士たちなんですよ。エリートが犠牲になるのではない。政治家が犠牲になるのではない。若いアメリカの兵士が犠牲になったんですよ。ベトナムで6万人近い(人が)亡くなったんです。アフガンとイラクでは、もう7000人くらい。テロよりも、殉教する数が多いんです。
それだけじゃなくて、やっぱり『PTSD』なんですよね。精神的な病気を抱えているんです。その250万人の5人に1人が精神病を抱えてアメリカに帰るんです。その人たちは今、自殺し続けているんですよ。なぜか。なぜ自殺するのかといえば、自分が戦争で犠牲になって、そして自分の仲間が犠牲になったのが、無意味な戦争だったからです。無意味な戦争で犠牲になるということが、とても大変な精神的な打撃をうけるものだと思うんですよ。

 日本は戦後、戦争の終わりで、そういうこと(無意味な戦争だったということ)が大いにわかっていたから、9条が入った憲法を歓迎したということなんです。それを捨てて、またアメリカの侵略戦争に加担する、関わっていくということが、とてももったいないことでもあり、許せないことなんですよ。

 ぼくはアメリカ人。僕の国がずっと戦争をし続けているんですよ。やめられないんです。こういう法案(安保法案)が通り、憲法9条を改正すれば、日本も戦争をやめられない国になっていくということなんです。今チャンスなので、全力で反対しましょう。頑張りましょう。ありがとうございます」

こんな政府が最大の災害ではないの?