天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

新聞比較

 今更新聞を比較してどうする。がしかし、森村誠一さんの「迷子の日本国憲法」という本の第3章には、集団的自衛権容認、社説が割れた!
2014年7月2日、各紙朝刊比較、として新聞の主張の違いが書かれていた。
 昨年の7月2日は、集団的自衛権閣議決定された翌日。
朝日新聞:民主主義が踏みにじられたとして反対表明
毎日新聞閣議決定に懸念し、歯止めは国民がかけると
東京新聞:9条破棄に等しい暴挙として政府批判
読売新聞:抑止力向上へ意義深い「容認」
日経新聞:米国と協調路線で安全保障を固める
産経新聞:抑止力が平和の手段(アホクサ!)
 一木瞭然で、前3紙が閣議決定に反対し、あとの3紙が賛成している。これを見てすぐに、家内に新聞の購読を変えるようにメールした。ちょうちん持ちの経済新聞なんか買う金がもったいない。
 前3紙の中で、朝日が安倍批判を含めて極めて説得力のある憲法論議を展開している。これが理由で、朝日新聞は政府にいじめられているのだろうか。
 本の第4章は、現在の日本国憲法自民党改正案の全文が対比して書かれている。こういう資料はほかにもあり、いかに改正案が危険なもので、ばかげているかを具体的に示していこうとして果たせていなかった。昨年は、この集会で同様の資料をもらった。少しでも書いてゆこうか。
http://d.hatena.ne.jp/mm3493/20140510#1399715495
 ところで、大阪の都構想は住民投票で否決された。これを受けて橋本市長は政界を去ることにした。ブログ友達の皆さんは大方がこの結果をよかったとしている。現在の地方行政の非効率な部分を改善しようという考えに賛成の人も多数いたが、結果は否決。橋本氏の目論見通りになれば手が付けられないとのことだが、彼が自ら言うように投票率は今までになく高い数字であった。多くの人が政治に関心を示したということ。それはよかったが、維新の党が自民党に与する以上、橋本氏が政界からいなくなってもらったほうがいいのだろう。