天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

揚州漆器

 今月から二胡の先生にレッスンを受けることになった。そうしたら、二胡を弾くときに座る椅子を先生からプレゼントしてもらった。先生の故郷の揚州に伝わる伝統工芸品の揚州漆器の椅子だ。プレゼントを戴くなど、それなりの対応をしているせいでもあるが、貴重なものをありがたい。おまけに、生徒さんたちがステージに上がる時に着る中国式の衣装まで。

http://www.chinacrafts.org/jp/Chinese_handicrafts_category/html/10011.html
 むむ、これはもうお弟子さん一派の片隅に据えてもらったのだろうか。まさしく六十の手習いではあるが、モノになるだろうか。ナルかならないか分からないが、習い始めて1年半。少しはいい音が出せるようになったように思う。いや、ぎぎーと言わなくなっただけか。
 二胡は、音程を決めるフレットも弦を抑える指板もないので、正確に音を出すのが難しい。代わりに、中間の音色が自由に出せる。二本の弦の間を弓が行ったり来たり。この力加減で音色が随分違ってくる。こうなったら、腕が動いて弾くことが出来る間は続けて精進することにするか。
 揚州の漆器螺鈿が施されていてとても美しい。便利なネット検索してみる。揚州のスツールでしらべるとこの形のものが出てきた。螺鈿入りのものでないのが500〜1000元。螺鈿漆器となるとさぞ高いのだろう。これは中国の値段なので、日本に輸入するともっとするか。値段が問題ではなくて、中国の人は人に進呈する物はいいものを選ぶと聞いていたが、これはそういうことか。
 隣人中国とのおつき合いは心してかからなくてはなるまい。