歴史書などを見ていると、37年などはものの数にもならない。特に中国の歴史は長い。が、日中国交回復40周年とか、日中平和友好条約35周年などというと、ウンそれなりの時間が経過したのだなと感じられる年数になる。ウチも結婚して37年。この間、家族が出来て、息子二人が育って、今や孫二人に恵まれいる。それなりの年数だろうか。そうとも言える。
この37年、天地を揺るがす大きな出来事に合わずに、平和な日々を送って来られたことを幸せと思うべきであろう。世界各地では戦争も起きていたが、日本は軍隊を持たない平和国家を維持してこられた。このことは、維持継続してゆくべく、我々自ら努めなくてはならない。
災害に関しては、地震国日本はいくつかの大規模地震に遭遇して来た。幸いにも、自分はといえばその地域にはいなかった。台風の大きなやつで言えば、記録的な伊勢湾台風の時には名古屋にいて、台風に備えて、通り過ぎるのを待ち、被害報告を聞くという一連の記憶がある。
ともあれ、37年。これから先は、残りのような時間であろうか。気楽に過ごすもよしという立場になったのだが、この状況を子子孫孫につながるようにしておきたい。個人的にそうするというのではなく、この地球の環境を壊さないで残しておくということ。日本に生まれたからよかったというのではなく、世界のどこに生まれおちても人間らしく生きて行ける共生の世の中にしておきたい。ということに、残る時間は心を砕いて行きたい。
