大晦日の日記は、大抵毎年同じようなものになるのではないかと思って、この天天日記の過去分を振り返ってみた。やはりそうだった。
大晦日に最後のゴルフをする。というのがここ2,3年のパターンで、やはりそういうことが書いてある。今年は今日ではなく、昨日雨の中を電車で出かけた。
今年の大晦日が例年と違うところがあると言えば、孫と一緒に迎えるということ。昨年も、ゴルフから帰宅すると長男夫妻が孫連れで来てくれた。今年は次男の家族が孫と同居中。こちらの孫娘も今年が初めて迎える大晦日、そして新年。本人はそういうことは分からない。だが周りに与える影響力は大きい。
赤ン坊ながら、人一人であり、一人の存在は大きい。一人一人がかけがえのない命を持って、お互いに助け合って生きてい行く。そのことを軽んじてしまう行動は許すことができない。
今読んでいる小出裕章さんによれば、人の命を軽んじることはその人達に対する差別である。原発を過疎地に作ることは、そこに住んでいる人たちの命を軽んじることである。しかも、その原発は大多数の人が生きるために必要だから少数を犠牲にしようということではない。単に企業とその取り巻きの利益のために無用なものを作っているのだ。
こうしてみると、いかに多くの人間軽視即ち「差別」と言えることが世の中では多く行われている。あまりに多いので簡単には無くならないだろう。しかし、そのことに気付いた人間から発言をしてゆく。来年もそういうことを続けてゆかねば、と思う。
そろそろ、孫娘は寝る時間だ。今年最後の可愛い寝顔を見て、弱くなったお酒を少し飲もうかな。