天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中国の新幹線

 昨日は、無事に漢口までたどり着いたところまで書きました。夜だと言うのに、改札口の外には大勢の出迎えや宿の客引きなどがひしめいていた。むんむんした熱気が伝わってくる。と思ったら、夜でも実際の気温が高いのだった。昼はすごかった。40度はある。
 
 ところで私が乗った新幹線は、少し前に高架から転落事故があって、落ちた車両が客を乗せたまま埋められそうになったという悪名高い路線だ。南京を経由する線で、その事故は上海と南京の間で起きた。それらしいところはないかと思って見ていたが、慰霊碑があるなどということはなかった。
 ただし、事故があったせいか、以前乗った他の路線に比べるとスピードが出ていなかった。北京−天津間や、広州−武漢間は走りだして間もなく時速300キロを超えたが、今回は最高速度で250キロくらいだった。
 写真は帰路に新幹線の車掌から、隣の鉄路を同じ上海に向かって走る和諧号を撮ったものだ。何故か並んで走っているなと思ったら、サッとこちらを抜き去った。このあとこちらがまた抜く。競争をしているみたい。上海に近づいてからのことで、あちらこちらから高架になった線路が集まってきているのだ。こちらがやや上になったり、横になったり、下になったり色々だ。
 ところで、行きと帰りとでは微妙に泊まる駅が異なった。記録しておいたので、紹介しておこう。
<行き:D3014次 16:08発>
16:08 上海虹橋 
16:30 昆山南 (外の気温38.2°)
16:45 蘇州
17:00 無錫 (気温32.2°)
17:15 常州 (気温37.2°)
17:30 丹陽 (気温38.2°)
17:45 鎮江 (気温38.2°)
18:15 南京南 (気温37.2°)
18:40 全椒 (気温36.2°)
19:15 肥東 (気温35.2°)
19:45 合肥 (気温34.2°)
20:30 六安 (気温34.2°)
22:00 漢口 到着!
 社内の電光掲示板に出ていた外気温を見ると、次第に下がっている。これは地域的な問題よりも、だんだん夜になって気温が下がっていたのだ。漢口の夜の10時で、30度以上はあったと思われる。
 さて、帰りは初めて1等席に乗った。長丁場なので、ゆっくり座りたかったのだ。値段は346元。2等より81元高い。1等社内の様子と、漢口の出発時の駅の様子を写真に撮った。帰路の記録は下記の通り。
<帰り:D3088次 11:18 漢口発>
11:18 漢口
11:50 紅安西
12:10 麻北城
(12:25 三河を通過)
13:00 金寨
13:20 六安
14:10 合肥
14:55 全椒
15:15 南京南
15:55 鎮江南
16:30 無錫東
17:00 上海虹橋到着
 明日は社内のことを少し書こうかな。