天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

旅の記憶−その2

 さすがに昨日は帰ってきた疲れもあり、十分に日記を書きこむことが出来なかった。今日はいつも通り出社して、会社で疲れを癒し、、、てなことがあるわけないが、通常パターンの生活に戻った。3泊4日の旅とはいえ、前後2日は移動に使っているので、実質中2日の日常性から離れた、夢のようなひと時だった。
 食文化の広州でもあり、写真を一挙公開。
 上の写真は、広東料理。右奥の小皿には鳥の脚の先が辛く煮込んであるもの。コラーゲン一杯で美味しくて体にいい。初めて見ると鶏が歩いている部分なので、ゲロゲロという感じがしたが、慣れると旨い。周りを食べて、小骨をペッペと吐き出す。
その左の白い万頭はそんじょそこらのアンマンではない。中に卵の黄身で作ったドロリとした餡が入っており、得も言われぬ旨さ。暖かいうちに召し上がれ。さて、大皿にあるのは木耳中心に、百合の根、銀杏、玉ねぎ、人参などをさらっと塩味で炒めたものだが、上にかかっている橙色の細めのものは冬虫夏草。いわゆる薬膳料理というやつか。中華の塩味炒めはとても美味しい、ベジタブルで体にいいこと請け合い。左の蒸籠はお馴染み小籠包(ショーロンポー)。中のスープをこぼさないように食べるのがコツ。スープが熱いうちに慌てて食べると口の中がアツアツ。
 その下のイガイガたちはドリアン。日本でも最近は買うことができるが、空輸してくるのでまだお高い。フルーツの王様と言われているが、この匂いがダメという人が多い。しかし地元ではこの香りがいい「好香」(ハオシャン)と言って喜ぶ。他の果物に比べると高い部類だが、このイガイガボール一個で約千円。広州では年中売っているが、季節によって値が上下する。今はやや高い時期か。とにかく広州に行くと、見つけると買ってホテルで食べる。イガイガはその場で割って、中だけパックに入れてくれる。
 次の写真は、仏山市西樵山の大仏像を正面下から見上げたところ。この大仏は空洞になっていて中に入れる。中は無数の観音様が陳列されている。東西南北に祭壇があり、賽銭箱が置いてある。大仏の正面は大きな線香たてと、これまた賽銭箱がいくつも置いてある。写真み見える棒のようなものは皆、お線香だ。中国の様式はお線香まで派手ででかい。中国のお参りは膝まづいて、三回手をつき、両手を下から大きく弧を描くように胸の前にもってきて手を合わせる。祭壇の前には膝をつくようにクッションまで置いてある。
 この一角にはそういう場所が至る所にあり、いちいちお賽銭を上げていたら1回1元としても100元以上は必要になってしまう。下の方で爆竹の音がしてると思ったら、木にぶら下げるのか、枝に放り投げるのか、最後の写真のような、こんなありさまの木があった。   とにかく中国は何事につけてもダイナミックな国。というのが最近の印象だ。