天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中国からの支援

 震災から3週間が経過した。被災地以外の地域では通常の経済活動がもどっていると言えよう。関東地区は電力不足は続いており、毎日の通勤電車も間引き運転などでダイヤが乱れている。
 テレビでは相変わらず福島原発放射能漏れのニュースが多い。それと、海外やスポーツ界の支援の状況が報道される。海外からの支援は本当にありがたい。同朋が助け合うのは当たり前だろうが、かつて戦争をした国々からも支援を頂くというのは、世界が一つになろうとしている兆しではないだろうか。
 そんな中、中国からの支援が少ないのではという意見がある。支援のために派遣されたのは、報道で知る限り15人。義捐金は1200万円。それだけであれば、他の国々に比べて、しかも世界第二位の経済大国としてはいかにも少ない。しかし、実は他の方法で支援をしてくれているらしい。
 中国は日本と近い。そこで、日本への必要な物資輸送には関税をかけないということにしているとのこと。地味で目立たないが、中国政府の負担でできる支援だ。日本からのODAを受けながら高額のキャッシュで支援するよりも、このような地味な支援をしてくれるところが嬉しいではないか。
 3月の中国行きはやめてしまったが、中国では日本の地震はどの程度報道されているのだろうか。今でも日本が原発などの不安を抱えていること、余震がまだまだ続いていることなど、中国の庶民の皆さんは承知されているのだろうか。
 中国の庶民からのメッセージが知りたい。