天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

春節の会

 今日は日中友好協会八王子支部の催し物に参加した。二胡と餃子の会とあったので、何やら二胡が聞けて餃子も食べられるのだろうと思って行ってみた。そうしたらその他のことも色々見ることができた。
 初めに出てきたのは茶芸だった。

このお二人の女性は日本人。中国に赴任した夫とともに中国生活を経験し、中国茶にはまったらしい。今は八王子で中国茶館をやっているとのこと。一度行ってみなくては。

ちゃんと作法に従ってお茶を入れて、飲ませてくれた。

二胡の演奏も4人の女性がやってくれたが、これもみな日本人。写真はソロで「女人花」というのを弾いているところ。

餃子もちゃんと出てきた。水餃子3個と春巻きを頂いた。これは日中友好協会所属の中国人の中華料理店で作られたもの。春節といえば餃子ということだ。

そして、太極拳。赤い扇を使った派手なものもやってくれた。バッと勢いよく扇子を何度も開くのだが、一斉にそろうことなくバラバラとしているところが中国らしいようにも見えた。
 ここにきている人たちは、地元友好協会のメンバーの他に、都連と言って東京都の連合会からの代表やら、多摩支部の代表の方。また日本語教室をやっている人とそこで教わっている人。そして中国残留孤児の帰国者の方々。この人たちは、日常会話は中国語だった。そして何か毛色の変わった青年たちがいると思ったら、ネパールからの留学生が招待されていた。
 二胡の演奏は素人っぽかったが、知っている歌や知らない歌が出て興味深かった。前述の曲のほかに、日中友好の歌という「東京−北京」というのがあった。これは年配の先輩方は皆唄っていた。ほかに「草原情歌」「紫竹調」「北国の春」などなど。
 会の最後には「大海啊、故郷」という中国語の歌を皆で唄った。これは「知っておきたい中国語の歌」というCDでよく聞いている曲だった。
 その他、手品に農民画の紹介もあった。たった500円の参加費で、盛りだくさんの出し物に食べ物、飲み物。食べ物は餃子の他におつまみのお菓子セットに団子。飲み物は中国茶と差し入れの紹興酒まで頂いた。日本に来ている中国やネパールからの留学生、中国帰国者の方たちなどには楽しい春節の会だったことと思う。
 ただ見に行った自分も楽しんで帰ってきた。このような庶民の活動が大切なのだなとつくづく感じた。