天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

4月

 四月の写真

 これはどこの写真だ?羊の品評会でもしているのだろうか。トルコとか中東のどこかの国かと思いきや中国だ。カシュガルだそうだ。かのウィグル自治区の街。青い目のイスラム教徒たちの国。国と言っては中国が怒るので、地域としておくか。言葉も、風俗も中華の文化とは異なる。大きい意味では、このような地域も中国として受け入れる大らかさがある。しかし、目下のところ主に経済的な問題と、人種的な問題が生じている。
 風俗、習慣、それと宗教の違いがある。イスラム教文化圏の銀行には利息というものが無いらしい。お金は労働の対価であって、預けてあるだけではお金は増えるべき物ではないというのがその根底の思想。預かったお金を仕事のために借り入れる人に貸して、返済時はおそらく貸してくれたお礼としての利子くらいは払うのだろう。それが銀行の運営経費だとしたら、まるでNPOだな。
 そこへゆくと、お金持ちになる本にあったロバートキヨサキ氏の思想は、お金に働かせろというものだった。マネーと賃金の違いだ。マネーゲームで得たり、失ったりするお金は、労働の対価である賃金としてもらうお金と区別すべきというのが内橋さんの本に書いてあった。うまいことを言う。マネーを運用して仮に儲かったお金を、フェアなビジネスや寄付に使うのであれば、多少マネーを取り扱っても許してもらえないかな。目下のところ、株も何もかも評価損ばかりであるが。
 日中友好協会八王子支部から、中国語圏の方に日本語を教える会が正式に八王子国際協会に認知された、という連絡が入った。毎週水曜の午後に活動をするらしい。私も教師メンバーとして算入されていたらしいが、まだ勤めがあることをお伝えしている。が、時々は午後半休を取って、このボランティア活動に参加をしてみたいと思っている。少なくとも一度は様子を見に行こう。結局のところ、八王子在住の中国残留孤児の方々の日本語がおぼつかないので、教えようということなのだが、中国人で習いに来る人もいるかもしれない。
 今日の新年度第1日目は無事終わった。