天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

新聞記事

 毎日の新聞記事で、中国のことが書かれていない日はない。昨日今日は少し物騒な記事だ。米国が台湾に武器を売ったとかで、中国が硬化している。当然だろう。オバマ大統領が中国まで出かけていって、中米友好ムードを作ったりしてさほど時間を経ていないこの時期に。中台関係も、落ち着く方向性が見えようとしているこの時期に、台湾の軍事力強化に加担する行動をとるとは、中国から見れば裏切り行為だろう。
 それほど米国は節操がなくなったのか。経済がた落ちで、軍事産業を活性化するための戦争の材料がとぼしくなると、他国に武器を売る。よりによって、恩のあるはずの中国と微妙な関係にある台湾にだ。オバマ人気もかなり落ちて来ているらしいが、これでは更に落ちる。
 あと、中国関連の記事といえば、政府によるネットの検閲を遺憾としてグーグルが中国から撤退するらしい。中国のネットの規制は厳格に行われている。報道の自由とか、通信の自由というものが国家権力の手でコントロールされる。一党独裁の弊害。イデオロギーの良し悪しの問題では最早無い。天安門事件から20年が経過したが、民主化を求める声は依然としてやまない。
 経済面では、日本にとって最重要国である中国。その政治的安定をひたすら願わざるを得ない。中国人の中国人による中国人庶民のための政治になってほしい。今のままでは、経済政策のための資金も大半が、実際の現場に使われる前に、どこかに消える。利権を手にした腐敗官僚の間に消えてゆくらしい。
 日本では与党首脳部の政治資金問題が、世間を騒がしている。まさか日本もまだまだ同じようなことが横行しているのではあるまいな。
 今日は、母の命日。天安門事件の3年前に他界した。その母の可愛がった孫が来月結婚する。自分の周囲でも時の流れを感じる。