天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

マザー・ハウス

 少し前、日経マガジンか何かで始めて知って、大層感心しているひとがいる。バングラデシュでジュート製品を作って、日本で販売しているという。動機は、バングラデシュの人々に自活の道を、ということらしい。最近ネパールにも出ているとのこと。日本にお店が次から次へ出来て、すでに商業ベースになっている感がある。しかしてその実態は、どうなのだろうか。と言うことが知りたくてご本人山口絵理子さんの本をまとめて2冊注文した。すぐ来るかな。
 この前は、日系ブラジル人の女性に感動したが、この山口さんは日本人で、個人的に海外の貧しい人の支援をしているのだ。こういうことをするのは女性ばかりなのかと思いきや、貧しい地域で小口金融などをして、彼らの起業活動を支えている外人がいたな。あれは男性だった。
 山口さんとこの男性、ムハマド・ユヌス氏との共通点は、商業ベース、採算ベースに持っていっていることだ。それでなければ長続きしないのだ。政府や、他人のお慈悲だけに頼っていては、所詮よそから来るお金で少し何かをするだけ。自立、自活の道にはなかなかならない。結局のところ、経済的に困っている人々への支援は、経済によることでなくては根本解決にはならないのだ。
 ウーム