天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

長野の件など

 かねて予定していた7月4日に長野に行った。きしくも米国の独立記念日だが、何の関係もない。長野には、戸隠の家を契約に行く目的で、直前になって長男が一緒に行くと言う連絡をよこした。彼はバイクに乗ってどこかに行きたい、という目的が第一。ついでにおやじが手に入れようと言う”別荘”みたいな家を見に行く。というつもりで来たのだと思う。出発もルートもバラバラで、高速道路を降りる直前の松代PAで待ち合わせた。

 そこでゆっくり昼飯を食べてから国道406を走り途中から山道へ入る。約束の時間に遅れることなく現地に着き、無事に手続きを済ませた。

 息子の方は、待ち合わせたパーキングで外のテーブルに座ってパソコンを開き、電話しながら仕事をしている。平日だし、お客さんからの電話に対応をしながらの移動。そういう時代なんだと思った。独立した彼には平日も休日も無い。日ごろの仕事は電話とパソコンがあれば出来る。物流が必要な時だけ都内を走り回る。

 売主さんは、神奈川に住む人で長野の家は別荘として使っていたらしい。どれくらいの頻度でそこに訪れたのかは分からないが、旦那さんが亡くなってからあまり来ることもなく、手放すことにしたらしい。行ったり来たりするときに、電気や水道をどうするか、丁寧に教えてくれた。

 不動産屋さんは、齟齬が無いように丁寧に書類の説明と確認をしてくれたので、結構時間が掛かった。で、同行した長男は早めに帰る必要があり、途中からいなくなったが、どんなところかはよく分かった様子。買った後に草刈りなど家の周りの整備をするときはなるべく手伝いに行くので、予定を知らせろと後から電話をくれた。

 この日に行くことは従兄に伝えてあったので、手回しのいい事に、というか気の早いことに、その集落の組長と言う人にあいさつに連れてゆくうもりで、名刺代わりの一升瓶(たぶんあれは獺祭)を用意して待っていてくれた。

 自分で仕掛けたこととは言え、周りの人たちが同じ方向に動いてくれる。もう後には引けない。ありがたいことだ。

 で今は、クーリングオフの期間。来週になったら残金を振り込んで、その後不動産屋から家の鍵が送られる。と言う段取り。鍵が来てから、整備計画が始まる。息子たちの手伝いもありそう。

 

 さて翌日は、コロナ明けで再開した二胡のボランティア演奏の準備。として次回一緒に行ってくれる方から事前の音合わせの申し出があったので、野原さんのお庭に行った。

 突然のお庭の使用依頼に、快く了承してくれて「何も準備できないけど」という割には行って見るとテーブルの上に大きな百合の花が活けてあって、そばに座るとむせるようないい香りがして、とてもありがたかった。

 いろいろなことが、ありがたやありがたや。もうひとつありがたいことには、9月に学生時代のサークルのOBの集まりがあるが、その案内に返信しないでいたら、同期の友人が出るから一緒に行こうと連絡をくれた。その案内ハガキがどこかに行ってるし、と思ったら友人が連絡先をくれた。そこに留守電だったが参加したいとひとこと入れたら、確認メッセージが届いた。色々世話をしてくれてる後輩OBからだ。ありがたやありがたや。

 そういえば、長男が長野から家に帰ると、娘二人から「どうして連れて行かなかったか」と怒られたそう。あの家が、孫娘たちの夏休みの遊び場になると楽しい。