天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

医療崩壊とGoTo Hell

 きのうは、二胡のレッスンの後、また本牧の孫リンのところに行ってみた。子供部屋にベッドを入れたというので、これから一人で寝るのかな。と、実は自分が行ったときに泊まれる場所になりそうなので、偵察に。

 行ってみると、孫リンは熱を出して学校を休んでいた。まさかコロナでは。親たちは出社と自宅仕事で子供は部屋で休息。で、自分が子供を医者に連れて行った。

 ところが、近くの医者に行って事情を話すと、受付の人間が先生に確認するので外で待つように言う。広めの待合室はさほど混んでいないが、この時期仕方がないかと思っていたら、8歳以下の子供は小児科へ行ってくれと、診察を断られた。

 この医者。

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 仕方がないので別の医院に行ってみてもらった。CRP検査はできないが、血液検査と尿検査で熱の原因を調べてくれた。結果は風邪と膀胱炎が出ているとのことで、処方箋を出してくれた。治癒するかどうかの確認のため、あと2回来るようにとも。

 症状からし新型肺炎ではなさそうとのことで、一安心。

 それにしても、最初に行った上記の医者は酷い。そこには以前連れて行ったことがあり、孫の診察券もあるにもかかわらず、そうとは知らないジイジが連れて行って、熱があるということだけで、門前払い。

 一体どういう医者かと思ってみたら、ひどい評価だった。クチコミのコメントを見ると、「緊急の時には役に立たない」という内容のものが多く見られた。医者に行くこと自体、体が尋常ではないから行くのであって、診もしないで断るというのは言語道断。

 これも一種の医療崩壊か。それ以前のレベルの低い医者だった。平常時には何食わぬ顔で年より相手に適当な診察をして金儲けしているのが、こういう時にはもろにレベルがわかる。

 次に行った医者は、まともだった。こちらの心配を察して症状から見た診断と、検査結果を説明してくれた。明日また、投薬が効いているかの確認に来てくれとのこと。ちょうど自分も昼頃に先週の検査結果を聞きに都心の病院に行くので、その足でまた横浜によって孫対応することにした。

 世の中がこうなってくると、コロナ患者が忌み嫌われ、謂れのない疑いをかけられたりすることがあるので、余計な心労が多くなり、コロナでなくて神経が病んで体が悪くなる人がいる。例えば他県の車が来てないか見まわるとか、頼まれもしないのに自警団のようなことをする輩がいるらしい。とんでもない話だ。

 コロナで程度の低さが丸出しになったのは、上位のような低レベルの医者だけではない。最近の調査では、アベノマスクは返品や寄付が多くて実際に使われることは極めて少ない。そこに税金をつぎ込み、今また Go To Hell キャンペーンを感染者数の増えてきた東京除きで強行するなど、まともな政府のやることじゃない。無能で根性の腐った政治家。それに、そこに忖度して国民を蔑ろにする官僚。コロナで丸出しになっている。

 もっぱらの話題は、河井元法相夫妻の問題と、森友事件で自殺を強いられた人の奥さんの訴え。あと、検察のレベルの話では、今日のコラムに冤罪で殺人犯とされている人が、いまだに再審もされていない。

 そこらじゅうが腐った国になった日本。

 格差が広がり、食べるために目前の仕事に時間を取られ、世の中のことには関心を持てない状態にされている。貧乏人はおとなしくオカミの言うことを聞け、くらいにしか思っていない役人を許している国民。あたかも負のスパイラルのよう。