天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

8.30国会前10万人集会

国会前に10万人集まろう、全国で100万人!という戦争法案反対の大行動の日だった。八王子では、朝10:30から八王子駅前に雨の中、1000人を超す人たちが集まって集会を開いた。革新派の八王子市会議員の佐藤あずささんという人のアピールはすごかった。


雨の中、宣伝カーの上で自分の話す番がくると傘も投げ捨て、雨もものともせず大きな声で、ほんとに元気で大きな声で戦争法案反対のメッセージを語りかけた。法案賛成の決定をしてしまった八王子市議会が情けないとも。自民党公明党の数の仕業だ。
弁護士会代表でアピールした人も女性だった。若手女性の活躍も見るものがある。安倍などが女性の活躍の場などと訳知り顔で言わなくても心ある人たちは動いている。

昼から、国会議事堂付近に行ってみた。日中友好協会では霞門付近に集まろうということで出かけた。一方9条の会からは国会図書館前で待っているという案内はがきも届いていた。霞が関の駅を降りて外に出ると、すでに国会前への人の流れができていた。見ると元社の労組の旗も流れに沿って歩いているのでついそちらに行ってしまって仲間とははぐれてしまった。こうなりゃどこにいても同じ、ミュージシャンだろうか、太鼓をたたいてシュプレヒコールの音頭をとっている人がいるかと思えば、自前かどうか小型宣伝カーからマイクで安倍婦人の浮気事件についてかなり攻撃的な悪態をがなる人までいた。一方で、森村誠一氏や著名な人も顔を出して演説をしている。警察官の道路規制に対して、下手な規制をするとかえって危険だからやめなさい、と言う人まで。
とにかくすごい人で、国会前を埋め尽くした人の様子は60年安保の時の運動に匹敵する。実際それくらいの大問題だ。


しかるに、こういう行動に対してクレームを言う輩がいる。信じられないけど、そういう奴らがいることも認識しておかなくてはならない。クレームを言う理由は、自分の生活に関係なくてうるさくて迷惑と思ったり、お上のやることに反対するのは赤で、すなわち悪い奴という頭しかないと思われる。あとは、政府の動きに同調して金儲けをしようという集団に属しているやつかな。しかし実際そういう企業に職を求めている労働者も本音は反対したいだろう。
ともあれ、八王子では集会のそばの喫茶店でがなり立てるおばはんがいた。また、国会周辺の様子をFacebookのグループにいくつかアップしたところ、こういう行動が迷惑だと中国語友の会が反応した。ここはやたらと参加メンバーが多く、エログロの迷惑な記事や中国語学習に関係ない記事をアップする奴が多いのにこういう記事にクレームをつけるとは、中国語学習とは名ばかりでFacebookが単に個人情報集めだと嫌われる原因を作っているのかもしれない。


不愉快なことはさておき、今日の動きはテレビのニュースでは今日の様子をどの程度扱うだろうか。
自民党の総裁は、安倍のほかに誰も立つ人がいなくて、続投の気配。それはそうだろう。これだけ国民に反対されること、すなわち民意を無視したことばかりやった尻拭いを誰もしたくないのが本音ではないか。
今日の演説を色々聞いて、若者たちもなかなか頼りになる人たちがいるものだと思った。そういう若者に政治も任せたいものだ。