天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

二胡発表会

 入院している家内の病院は、面会時間は午後からなので、午前中は予定通り二胡のレッスンに出かけた。10日の発表会までの最後の練習日になる。
 この沈琳先生に習い始めてかれこれ2年。孔子学院だけでなく、先生の教室に通い出し、今回初めて発表会に参加する。二胡の楽団も組織されていて、そうちらもお入りくださいと誘われている。だんだん深みにはまっている。望んではまっている感がしないでもない。

 しかし、ここまではまってきて、芸事というか習い事の世界が少しわかってきた。今まで縁のなかった世界。自分は、中国語から入ってもろもろの中国文化に興味を持つ中、縁あって二胡に遭遇し、この先生にも出会ったわけだが、誘われるままに二胡教室に行ってわかったことは、世の名には余裕のある人たちが優雅に習い事をしているということ。
 自分もそうではないか、と言えばそうかもしれない。そういうことの是非はあまり考えないで、ここには二胡に魅せられた人たちが老若男女を問わず集まっている、と思えばいいではないか。そういうことに違いないのだから。
 ここへ来て今更何かと思うと、これまで孔子学院の二胡教室数名の中で習ってきて、世の中の二胡愛好家はこういう人たちなのかと、そのレベルに慣れてしまっていたら、沈琳先生の二胡教室のメンバーの多いこととレベルの高いことに少々「驚きももの木」というわけ。ちなみに次の日曜にある発表会には60名以上が参加する。
 しかし深みにはまっている以上、はまり続けるしかない。「毒食えば皿まで」などと品のない言葉ではなく、この年齢でどこまでできるか挑戦でもある。という具合に何事も前向きであることも先生から教わったような気がする。若いのになかなか、おぬしできるな。