天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

心を配る

 心を配ると書いて心配という言葉になる。心配は愛情の裏腹、というか愛情そのものか。心配し過ぎて体を悪くすることもある。
 この前読んだJohnny Angelという本のジョニーのお母さんは、突然のジョニーの死に打ちひしがれて、悲しみのあまり命を失いかけるほど体を壊した。これを回復させたのは、ジョニーの亡霊、即ちジョニー本人だった。
 ウチの家内が珍しく胃が痛いと言っている。原因は明白。先月まで四六時中一緒にいて、お世話役をしていた孫がこの家からいなくなったこと。突然いなくなってさびしいのと、保育園にまだ慣れずに泣いていると聞いて、心配なのと両方だろう。治療は会いに行くしかないと思うのだが、行くかな。
 人間の体は不思議なものだ。病は気からという言葉もあるように、病の原因は今また中国で流行りだした鳥インフルエンザのように、外的なものばかりでなく、プレッシャーや悲しみ、心配ごとなど、心の問題によるところもかなり多いようだ。
 とすると、ワシの喘息も心の問題だろうか。いやこれは、自分では複合要素だと言っているが、実は単なる加齢によるものではないか。とすると回復の見込みがなく悲しい。そして悲しんでますます悪くなる。マーフィーの法則というやつか。負のスパイラルに陥らないようにしなくては。
 人間を長くやっていると、気持ちの切り替えをする方法もいくつか会得している。いちばん手ごろなのは、面白い本を見つけて読むこと。いろいろやってみよう。