意気込んでいた二胡の発表会は、自分は不出来に終わった。芸事の奥深さを痛感した次第。めげずに頑張る決意を今日になってやっとしたところ。
ところで今年は、我が家は欠礼状を出した。他からも同様のはがきが届く。中に本人の死去に伴い、息子さんからのものが届いた。文面は父親の友人用にはなっていない。そういうところがあいつの息子らしい。などと憎まれ口を言ってはいけないが、実はまたかという感じ。先週電話で会社の同期入社だった友人の死を知らされたばかり、で今度は大学時代のサークルの仲間だ。ともに同じ年。
二胡の演奏が舞台で失敗したくらいでがっくり来てないで、元気で遊んでいられることをありがたく思わなくては。
それにしても、私と同じ年の男性が身近なところで亡くなってゆく。日本人の平均寿命にははるかに遠いのだが、この世代は働きすぎだったのだろうか。そうとも思えないやつが亡くなる。また憎まれ口。
飽食の末、成人病で突然死する場合が増えているように思える。自分もその候補の一人としてこれからは謹んで物は質素に、心は豊かに暮らしてゆきたいものだ。
