天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

カウントダウン

 ちょうど今週1週間で平成24年度が終わり、来週から新年度となる。今年度の終わりもカウントダウンというわけだ。会社などでは転勤する人達が送られていく季節でもある。自分もまだ見送られる対象になる可能性が無いわけではないが、数年後には退職でおさらば。
 一度は経験した退職だが、次回は本格的にフリーになる。少なくとも会社勤めは無い。周囲では、そろそろそういう身分に移行しつつある人が増えてきた。高齢化社会の中核になってゆくわけだ。
 高齢化社会の問題というのは、生産性の無い多くの人口を少ない数の若者たちが養うという構図にある。であれば、元気で働けるうちは仕事をして稼ぐことを継続すればいいのか。しかし元気だから退職しないでいると、後進に道を譲ることにならないで、若者の職場を奪うことにもなりかねない。
 高齢者に適した生産活動があり、年金だけに頼らず働いて消費もする。こういう具合にうまくいかないだろうか。少なくとも現在の日本の社会にそういった仕組みがあるとは思えない。年金受給資格のある年齢になると、年受給金額が減らない程度の収入の仕事が大半。雇用主側も、それをいいことに少ない人件費で経験豊かな高齢者を雇うという構図になっている。
 さてこういう情勢の中で、生涯現役を続けるには自ら何かをするしかない。時々こういうことを考えているのだが、その時がまだ来ていないので日常性に追われているのが現実。
 先輩や友人・知人の中には、キッパリ会社をやめて事業を始めた人もいるし、これから始める人もいる。自分もその時に向けてそろそろカウントダウンを始めるか。