天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

別れの季節

 先日、ごあいさつの週などと書いたりしていたが、自らの生活にもさようならがあった。半年以上を一緒に過ごした孫一家が自宅に帰った。今日はその引っ越しを一緒にした。

 まだ10か月の孫にとっては、生まれてからこの家で過ごした時間の方が長かったし、ミルクを飲んで眠るばかりの赤ン坊から動き出すようになる家庭はここにいたのだった。

 彼女のまだ短い人生の大半を過ごした我が家から離れて、来週からは、できたばかりの保育園で新しい出逢いの中で過ごしてゆくことになる。よく爺の腕の中で寝てくれた孫と別れがたい思いがありながら、センチメンタルな感傷に浸っていたも仕方が無い。

 本来ながら大家族制の方がいいかもしれない、などと思いながらも大勢の家族が生活してゆく農業や家業などの基盤が無い以上、それぞれが社会の中で生きて行けるよう一人立ちをせざるを得ない。せざるを得ないのか、そうしたいのか、これは思いが別れるところだろう。

 しかしいつまでも子や孫を保護してゆけるものではないし、どちらかと言えば彼らには親の保護などは邪魔である、と思うくらいの人間に育ってほしい。そうでなくては社会に貢献できる力も姿勢も見に着かないだろう。

 ということで、本日ここに孫との同居生活を終息することに納得することにした。

 明日からはまた、皆が遊びに来るのを楽しみに待つか、と思う間もなく夕方にはもう一人の孫一家が来た。