天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

食べ物の続き

 アモイで、最初に本格的に地元料理を食べようとて、ガイドブックにある料理店を探すと、メインストリートの中山路の海側に近いところですぐに見つかった。少し路地を入ったところにあるホテルの5階。この程度は探せる程度に話せるようになったのが嬉しい。
 行って見ると「今日は満席だ」と言われてがっくり。「では明日の予約をする」というと、「一人なら今でも大丈夫だ」と来た。大勢で囲む丸テーブルが全部予約されていただけで、窓側の通常のテーブルはいくつも空いていた。
 メニューを開いてガイドブックにある佛跳壇と書くアワビ入りのスープ116元を目指した。すぐに目に入ったのが、アワビが丸ごと皿に乗っていて308元。一皿3600円か。420元というのもある。アワビステーキといったところ。
 ビンボー人の自分は独りでそこまで贅沢もできず、店員にガイドブックを見せたら壺入りのスープを指して教えてくれた。それがこれ。確かにアワビもどきが入っているが直径3,4センチの小ぶりのもの。いわゆる薬膳料理で、アワビをはじめ色々なものを煮込んだスープ。体によさそうな味がした。
その他に、オードブル皿に海の幸5品というのがあったので、注文したら5品それぞれ皿の上に乗って出てきた。そうとは知らず牡蠣の料理まで頼んでしまった。ドヒャー。 次の日の朝もお腹が減らないので、朝はモンキーバナナと小魚のお菓子でごまかす。アモイ二日目はコロンス島に行く予定をしていた。その前に、やはりガイドブックにオーシャンビューで飲茶を食べる店が紹介されていたので、こちらは前日に予約をしておいた。
場所はここ。鷺江賓館という由緒あるホテルの7階だ。
食べたものは点心を色々。しめて150元と贅沢。ここでのメニュー選択は、現物が並んでいるものを選んで行く。選ぶのを手伝ってくれた店員が、私の言葉がかたことなので、「どこから来たの?」と来た。こういう場合は「韓国人」と言うのが無難と聞いていたが、つい日本から来た、と言ってしまった。そこで会話が途絶えて気のせいかよそよそしくなったように感じた。
 ところが、食べ始めると「味はどうですか?」と日本語で聞いてきた。「君は日本語を話すのか?」と中国語で聞いたりして、会話がはずむ。彼女は、四川省の大学生で日本語を学習し始めて1年と少々。バイトでアモイに来ているとのことだった。普通の庶民生活は何の問題もない。帰り際に彼女に、10元のチップをあげて、「学習と仕事を頑張って!」と声をかけて店を出た。
 最後にレストランの内部の様子。