天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

離職と就職

 今日は会社をやめようとする人がいる話を聞いたので、そのことを書こうかと思っていたら、一方で就職したというメールも入った。
 最近は、日本もこのように仕事を離れたりまたはじめたり、ということが身近な問題として起きているんだ。そういえば、ウチの息子たちも転職を1回以上経験している。
 自分の時代は終身雇用制が当たり前の時代だった。就職と言えば自分の一生を選ぶようなこととも言われ、そんなはずがないぞと思いながら、事実ほとんどそのような生き方をしてきた。
 今は第一線を離れたという形だが、若い人たちと一緒に仕事をしている。自分のことはおいといて、今日やめることを聞いた方の人は、地震以降思うところもあったとのことだが、直接の原因はパワハラというやつのようだ。そういうものが実態としてどういうことなのかピンと来ないで、他人事のようではあったが、今回は思い当たることがある。あの時のSさんの厳しい発言をMさんはまともに受け止めて悩んでいたのだ。かわいそうに。
 しかし、地震以来思うところがあるということは、きっとなにか他に、今の仕事ではなくて別の形で自分を生かすことをしたいと思っていたにちがいない。そうであれば、引き留めずに次のステップに進ませて上げた方がいいだろう。
 就職した方の人は、一社目を早期退職をして、二社目で予定より早く定年になったので、次に何かないかと模索していたとのことだった。一応思う方向にゆけるらしい。これはおめでたい話だ。仕事をしようという気持ちのある人が仕事のできる社会というのはいい。勿論、本人の最近の言葉で就活というのかそのような努力もあったのだろうが、仕事を求めて与えられる形は望ましい。体力気力もあるのなら、単なる社会保障の受給者として生きるより、社会参加できるほうがいいだろう。長く勤め人という形で仕事をしていると、やはりそういう形がやりやすい。しかし、自営業として仕事をしている人たちは原則として定年は無い。後継者が出来て引退というのはあるだろうが、元気なうちはウロウロして若輩を指導しているのがいい。
 あれ、転職のことだ。これは自分のよりやりたいことを目指して仕事を変えるということで、なかなか勇気のいることだがどちらかというと好ましいことではないだろうか。転々としているだけでは困るが。