天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

働く女子

 昔は女性は結婚を永久就職などと呼び、学校を出て会社に勤めても結婚までの腰かけだったり、お相手探しの就職だったりだった。
 それが今では結婚しても働き続ける方が多いようだ。内助の功などという言葉は死語に近くなった。共に働き、家事や育児もシェアするのが普通になっている。
 ひとつには、バブル期と違って片方の給料だけでは家計を支えられないこともあるかもしれない。しかし、ライフスタイルも昔とは違うので、使うお金も増えている。そういう費用を含めて二人で稼ぐのだろう。
 その昔は、節約をして質素な暮らしで家計を切り盛りするのが妻の腕の見せどころだった。今もそのタイプは健在だが、きっちり社会進出をして男女の差を感じさせない働きをする人も多い。
 中国では、清の時代まで女性は纏足などというものがあり、家事や手仕事しかできない境遇にあった。それが今や女性の社会進出度合いは日本を上回っているのではないかと思う。それくらい中国女性はしっかりものが多い。
 それでは、女子が働くようになったのは最近のことかというとそうでもない。実は農村では、昔から女性も重要な働き手の一人であった。
 一方、かたくななイスラム社会では、女性は結婚すると基本的に人前に出ない。外に出るときは顔まで隠して、髪や肌を他人に見せない。要するに武家社会たる封建社会ではそのような風習が多かったので、イスラム社会はその名残なのだろう。
 今や現代。欧米はもとより、日本、中国においても男女がイーブンな活動をするようになった。逆に言えば、家庭に入る方が向いている男子は、堂々とそのようにすればいいのだろう。仕事の上では、あまり男女の違いを問わない社会になっているのはいいことなのだろう。
 しかしこの前、道を歩いていて美形で大柄なガテン系の女子にすれ違ったときはいささか驚いた。モデルでもやれば華やかな世界にいられるのに3K的な仕事をしている。好きでなくてはできない。好きでやっているのだろうか。