天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

海外からの支援

 今回の地震津波原子力災害に対して、海外からの支援が次々と到着する。とりわけ、フランスからは原子力の専門家が相当数。米国からは冷却用の真水を供給する船など、ものすごい物量が来る。本当にあるがたい。
 それぞれの国でも、経済面では色々問題を抱えているはずだが、このような事態には利害を顧みずに支援が提供される。としたら、この世界も捨てたものではない。かもしれない。
 あるいは、過去に比べて、人類はいく度かの失敗を繰り返してきたので、ここまで人類としての文化が育ったのだろうか。一方でまだまだ独裁政権との戦いを続けなくてはならない国々もある。
 民間の支援もかなりあるようだ。しかしその実情・実態がよくわからない。ボランティアをする意思のある人は沢山いるし、現に出かけている。しかし組織的に動くすべをしらなくては動きようが無い。などと言っていないで出かける人もいる。
 救援のための物資が届いても、必要なところに行き渡らない様も報道されている。
 会社経営の世界では、災害時の事業継続プランというものがなくてはならないが、国家レベル、地方自治体レベルでの災害対策計画も必須なのだ。無い訳ではないだろうが、実際にその場面になってみると、正確な情報収集力と臨機応変な指示が必要なのだろう。
 この最悪の経験は、世界レベルでの災害対策と事後対応策の学習にならねばならない。