天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

津波の高さ

 今回の日本の地震と大津波に対して、20カ国からの支援が来てくれているとのことだ。ありがたいことだ。そのなかにロシアもある。
 ロシアは、原発事故を経験している。チェルノブイリの事故が起きた当時に、ロシアの原子力管理のずさんさを指摘する報道が盛んだったが、今回の東京電力の様は何だ。
 それはさておき、ロシアとは北方領土問題でもめている官営ではあるが、支援をしてくれるという。領土問題はさておき、という姿勢はウェルカムだ。
 その北方領土の千島列島に、かつて大津波が来た記録がある。1779年にオホーツク海で大津波が有った際に、ロシアの船が択捉島の隣のウルップ島の山の上に乗っかってしまったということがあったらしい。
 今回の被害の大きさは、地震津波、更に最悪なのが原発事故であるが、津波の高さも想定を大きく上回る高さだったことが報道されている。しかし、海に浮かぶ大きな船が山の上まで運ばれるというほどの事実が有ったことを考えると、想定すべき程度というものはいかほどならいいのか。いや、自然災害の程度などは、想定することができないであろう。
 日本列島は、地球の海の中でもっとも広い太平洋に面しているのであるから、地殻の変動によっては、過去に無かった大きさの波を受ける可能性があるわけだ。ここに住む限り、そのような覚悟が必要なのかもしれない。