天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

青森と盛岡

 青森駅は、青函連絡船に乗る波止場のすぐそばだった。泊まったJALホテルのそばには、観光会館というこんな建物があった。

三角のピラミッドのような建物。印象付けには成功している。建物の向こうはもう海だった。けさ早く、特急と新幹線を乗り継いで青森から盛岡まで行った。盛岡も初めて訪ねる町。駅のすぐ近くを北上川が流れる、情緒のある町だった。訪問した事務所の近くの県庁前には天然記念物になっている石割桜があった。もう花はなく緑の葉をたたえた桜は、樹齢350〜400年ということだが、まだまだ頑張ると葉が意気込みを感じさせてくれた。

大きな石の真ん中に根を下ろし、石を真っ二つに割っている様子は確かに他では見られないものだ。棒で支えられ、包帯をまかれた腕のような枝が痛々しかったが、周りに支えられて生きているという感じもした。
 北の地方都市を二か所見たわけだが、なかなかいい。歴史もある町で、食べ物もおいしく物価も安いとなると仕事さえあればゆったり暮らせる街だろう。