恥ずかしながら、この年になるまで仙台以北の日本に来たことが無かったのです。今日初めて、思いがけず青森に来ることができました。
「青森いいとこ一度はおいで、酒はうまいしねいちゃんはきれい」と、そんな感じでした。男女ともに、人間はまじめな人が多いし、私の育ったブスの産地と言われる名古屋と違い、美形の女性が確かに多い。ロシアに近いということも、きっと影響していると思うのですが、れっきとした日本人、とても日本的な日本人です。
そんな所に、初めて来たということにかたじけない思いがします。今泊まっているホテルからは、北海道につながる津軽海峡を渡る港が目の前にあります。今まで生きて来てよかった、という思いは初めて中国に行って、中国の庶民と言われる人たちとの触れ合いを持った時に感じたのですが、ここ青森も自分に取っては来れてよかったと思わせてくれる町でした。
地元の人は、青森は収入の少ないところが問題、と話していらっしゃいましたが、私はそうは思わない。収入が少なくても、少ない収入で皆が幸福に生きて行ける場所、というだけでとても素敵なところだと思います。
人が大切にしなくてはいけないものは、マネーではなく、幸せな生活ができる絆だと思う。そういった私の主張を再確認させてくれた青森は、素敵な町だ。最後に飲みに行ったスナックのママも青森美人（？）でとても温かい思いにさせてくれました。多謝！
