さて、今回の日記で2000日目となる。最初の1000日目は2012年の8月22日だった。このはてなにしたのが2009年5月24日で、開始以来3年と3ヶ月で1000日分書いているが、次の1000日にはその倍くらいの期間が経過している。
はてなの前にはYahooでホームページを作ったり、ブログはamebaで少し書いていたが、今や記憶がない。本格的にWEB上の記録をを書き始めたのがこのはてな。
始めたのが2009年ということは、もう10年になる。ここまで来るにはいろいろなことがあった。当初ブログ友だちになった方々の何人かは引退されたり、お亡くなりになった方もいる。
自分は当初日記のように書き続けていたが、何かある都度書くようになった。書きっぱなしの状態だったが、今回はてなダイアリーからはてなブログに移行する作業の中で、過去の記述を振り返る機会を得ている。
2000日を機に何とかしようかという考えもあったが、下手な考え休むに似たりで、あえて構えてみたところで何もいいことは無かろうと、自然体でいくことにする。
Let it be ♪
ただ、2000日目にこの絵をアップして、新しい出会いと感動を紹介しておこう。
絵を描いた人は余歌子さん。先日の日記で紹介した留学生の一人。写真好きで、センスが良さそうと見込んで、本の表紙を頼んだ学生。その彼女は、すでに中国に寄港し、春節休みを故郷で過ごし、今は北京での大学生活に戻っている。
wechatという中国版SNSに発信してくれるので、なんとなく様子が知れる。そこにこの絵とともに流してくれたのが、日本語の歌。中国版音声アプリを使っているので、聞くことはできるが、それを拡散する方法を知らない。なので絵だけ。それと絵に先だって送ってくれた写真。
写真はいずれも日本の留学生活時に撮ったもの。私が連れて行った横浜の海の景色と、おそらく半年を過ごした学生寮の階段や屋上から朝日を撮ったものと思われる。
この6枚の写真を「前前前世」として送ってきていて、歌のタイトルも「前前前世」。
歌のはじめの文句が、写真に書き込まれている言葉。
「やっと目を覚ましたかい」
「『遅いよ』と怒る君 これでも やれるだけ飛ばしてきたんだよ」
「それなのになぜ目をわせもしないんだい?」
歌は、「前前前世から君を探し始めたんだよ」云々と続く。
フォークソング調のリズムで、ギターの音も。
しびれた。推定年齢22歳。大学では日本語が専門ではない若者がこんなセンスのいい日本語を操る。写真も含めて、これは彼女の趣味だとキッパリ。
この人は、人生の場面場面をしっかりと受け止め、大切に見つめて生きている。決して無理はしない、だろうと思う。留学も卒業に必要な単位はすべて取得した後で、余裕で来ていて、しっかりとした論文も書いている。