天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

ガンが消えた

 「ガンが消えた」という本を読んだことがあるが、自分がそう言えるようになるのはいつの事だろう、と思いつつ過ごしてきた。が、今でしょう。今、もう言ってもいいんじゃないの?という検査結果が出た。
 経緯は、昨年の今頃、頻尿で病院の検査してもらったところ、CT写真では「異物がある」と言われ、その後の検査で前立腺癌と診断された。しかも進行していて骨への転移もありステージⅣ。転移があるので、手術はダメで、「全身治療」しましょうとうことになった。
 つまり抗がん剤治療のことだったが、自分でも対処方法を色々調べた。一口で言うと「免疫療法」というのがあって、これも色々やり方があるようだ。その中で昔からゲルソン療法と言われる食事療法なら、自分も何とか出来るのではと、これにフォローすることを始めた。
 抗がん剤は副作用も強く、癌細胞だけでなく正常細胞も弱ってしまうとのことで、できれば避けたいところだった。
 のんびりしているうちにPSA値が100を超し、町医者のセカンドオピニオンもホルモン治療は早くやった方がいいとのこと。
 まずホルモン治療を開始する。これは内分泌療法というもので、前立腺がんの栄養となる男性ホルモンを押さえる作用がある。副作用はさほど強くないとのことだったが、それなりにはあった。実際には注射により1月とか3月体内で効果を持続する薬を入れる。その効果を高めるという飲み薬は気分が良くないのでひと月で服用をやめた。
 この注射を3回打ったほかにやったことは以下の通り。
1.食事を変えた
  自分式ゲルソン療法だが、詳しい内容は別に整理するとして、玄米菜食と人参ジュースが必須。
2.ミトコンドリアの活性化
  何のことかというと、呼吸法講座で習っていることを真面目に日課とする。
3.ストレス回避
  楽しいことに時間を使う。二胡の練習や孫と遊ぶ。
4.体を温める
  癌細胞は42℃以上で死滅すると知ったので、腰湯を夏でも実施。最近は炭酸泉に岩盤浴を始めた。寝るときはアンカを抱いて汗を出す。
5.サプリメント
  本で知ったり、勧められたりしたものを皆服用
  エビオス、プロポリス、ブロッコリースプラウト、キトサン、野菜酵素、水素、等々
 以上は詳しく解説すると本になるほど。
 結果を聞いた一昨日は、昨年中国の蘭州で世話を見てくれた大学生が、留学生として日本に来たので午後から一緒に花見に行った。
 千鳥ヶ淵から靖国神社へ、満開の桜に祝福された感じがした。

 そうは言ってもまだ油断は禁物。あと3か月後の血液検査で数値が維持できることを確認したら「治った」と言えるだろう。