天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

ホッと一息

 この前の日曜で、団地の管理組合の総会が終わった。理事会メンバーとして1年やってきた最大の山を越した。今日の二胡教室は、気分も晴れ晴れでレッスンに身が入った。
 そう、確かにレッスンという雰囲気が十分に出るレッスンだった。先生の沈琳先生は教える気十分。習う皆も上手くなりたい気持ちがいっぱい。難しい練習曲を繰り返しながら、次々と雰囲気の違う練習曲に入ってゆく。先生の教え方も上手い。
 先生は昨年来、ライブ出演が多くなっている。プロの二胡演奏家であるが、教えるのと演奏でステージに立つのとどちらが本意とするところなのか。どちらもやってもらいたい。
 楽器を奏でるとは一体どういうことか。楽しければいいではないか、という人生の究極のことかもしれない。絵や文字のように、美術品のように後に残らない。今でこそ録音が出来るが、生の音を聞くのがベスト。耳の不自由な人には申し訳ないが、音に酔うことってある。
 お酒に酔えない体になった自分は、音に酔うことはまだまだできる。人が酔える音色を自分が出せるようになるとしたら、それはそれで楽しいことではないか。後にも形にも残ることのない楽しみ。
 呑気に打ち込めるものにめぐりあってよかった。これも中国を色々な面から知ろうとしていることがきっかけ。二胡という楽器自体の奥の深さも飽きない一つの理由だろう。