天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

憲法の学習(1)

 昨日、かねて予定していた憲法改悪を考える講演会に行って見た。
 まず感想から述べると、行ってよかった!そして講師の伊藤真さんというような人がいることに驚き、こんな人がいてよかったなと感じた。そして遅まきながらも、憲法への認識を深めて、現在出ている改悪提案のどこが悪いのかを伝えられるようにしたいと思った次第。
 伊藤さんは背の高い人でよくしゃべる。東大法学部卒で、かっこよくてべらべらしゃべって、著作の紹介を次々にして、はじめはひょっとして胡散臭いヤツではないか?と思ったがそうではなかった。
 2時間くらいの短い時間で、話したいことがいっぱいあるので、次々と話をする。話し方がとても上手で、集まった一般庶民高齢者の頭にもスラスラと入る。その補足説明に自著を読んでもらえば、という思いで本の紹介もしたのだろう。
 氏の著書『中高生のための憲法教室』という本は、「生」を「年」に変えて『中高年のための憲法教室』としても通じるので一度読んでみて欲しい、と笑いを取る。日ごろは司法試験を目指す若者の指導をされている弁護士さんだ。
 さてせっかくなので、ここで聞いた内容の重要な点を、自分の学習を兼ねて少しづつこのブログにもアップしてゆこうかと思う。
 まず初めに、憲法は国家権力を制限する為にあるもので、主権が国民にあることを明確にしている現行憲法を簡単に変えてしまっていいものではない。なぜ、変える必要があると主張しているのか、よく見極める必要がある。今回の講演のオープニングは、現行憲法の全文の朗読から入った。聞いていてどこにも非のうちどころのない文章だ。今日はこれまで。