天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

希望変化

 先週の金曜は、沖縄行きのため中国語会話は休みだったので、今日は若干お久しぶり。話題は春節のことと、大気汚染のことがあった。
 春節は、明後日10日に日中友好協会八王子支部でも、毎年恒例の「春節の会」をやる。今年は150人ほど参加が見込まれているとのこと。年々盛況になるようで喜ばしいことだ。それに伴い、準備方も大変だろう。しかし、こういうイベントを契機に中国に関心を持つ人が増えるといいと思う。
 さて、もう一つの話題大気汚染である。これは人為的な要因によるところが大であることは周知の事実となってきた。で、どうして一党独裁の中国でそういう統制ができないのかと怒る方がいた。規制の徹底ということだろう。
 それに対して、中国人の先生の反応は「中国は広いですから」ということだ。事実その通りだろうと思う。中央政府が方針を出しても、地方役人の実行管理段階になると、わいろで規制を逃れるなどということは普通に行われる。狭い日本ですらそれに似たことはあった。まして広い中国では監視の目が行き届かないというのは事実だろう。
 しかし、最近の技術の発展により地理的広さは次第に、いや急激に狭まっている。新幹線和諧号が中国内の移動時間を短縮した。高速道路も出来て自動車はよく売れている。いわゆるモータリゼーションの時代だ。そしてとどめはインターネット。これにより通信が安くなり、様々な情報を素早く取得することが出来る。
 こういうことがいい方に活用されて、環境汚染をする企業のあり様が中国全土に知らしめられて、改善をせざるを得ない状況になるとか。技術の進歩で、いい方に変化してゆくことを希望する。
 こういう可能性に習近平さんは気づいているかな。