天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

早期帰宅勧告

 朝から天気予報で、夕方から暴風雨のため帰路を確保するようなことを言っていた。午後4時ごろからか、その傾向が出て来て、社内アナウンスも入り、ボツボツ帰宅する人が出てきた。主に女性が早く帰る。
 どうして女性は早く帰って、男性は残るのか。とても男女平等という環境ではない。母性保護ということはあるが、普通の未婚の若い女性は、男性と条件は同じ。よほどどうでもいい仕事をしていれば、早く帰っても仕事に支障がないだろうが。こういう現象は、まだまだ旧時代的。家庭を預かる主婦ならまだしも。最近は家庭を守る夫もいる世の中。一概に言えないはず。
 ともあれ、定時を過ぎれば皆家へと帰る。風雨で既に遅れの出始めた電車に乗ったが、以外に混んでいない。すでに早めに帰宅した人が大勢いたのだろう。都心勤務の人は、昨年の大地震の時に帰宅難民になった人が多かったので、学習効果があったのかもしれない。
 通勤ということを考えると、昔はよく鉄道のゼネストがあった。その時にどうやって会社に行くか、車に乗合をしても行くか、自転車で行けるか、などと考えて工夫したものだ。それが今やどうやって帰るか、帰宅に支障が出ないように早く帰らせるという。
 がむしゃらに働く時代は終わって、人にやさしい会社になりつつあるのか。その割には、社会全体から見ると格差拡大とか、就職難とか、ちっとも優しくない。どう考えたらいいのか。