昨日は久しぶりの職場の会食があり、帰宅が遅くなった。睡眠不足は喘息にも悪いので、今日は早く帰るぞとてビルの１階に下りると、ロビーで頭だけサンタクロースに扮装した人達が音楽をかきならしていた。
クリスマス・チャリティーコンサートということらしい。観客席は、仕事が終わってロビーまで下りてきて、つい引っ掛かってしまった感じの人たちだった。自分ももう少し早く下りてくればここに吸い寄せられたかもしれない。
この景色は師走を感じさせる。クリスマス＝師走、という感覚が日本人には定着してきたように思う。こんなに平和でいいのだろうか。平和ボケしているようでならない。
しかし今日と明日、国会議事堂前や日比谷公園で原発反対抗議行動がある。こういう行動にしっかり参加する人達もいるのだ。世界のどこかで餓えに苦しんでいる子どもたちに手を差し伸べようとする人達もいる。こういう人達がいる限り、まだまだ希望が持てるのだろう。などと他人事のように言ってないで、参加しなくては。今のような仕事をいつまでやっているのか。体を健康に維持することに気を使うのと同じくらいに、残りの時間をましな事に使うことを考えて、行動してもいいのではないだろうか。
