天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

パリのテロの反応

 パリでISによるテロが起きて10日が経つ。フランス政府は非常事態宣言を発令して、入国審査を強化している。
 一方、昨日の朝日新聞では一面に、妻がテロの被害者として命を失ったジャーナリストの男性が「憎しみという贈り物はあげない」とテロリストにFBでメッセージを送ったことが書かれている。一人息子に対して「わが子よ憎しみには愛を」とのメッセージ。
http://www.asahi.com/articles/ASHCP2JHGHCPUHBI00C.html
 やったらやり返す、という反応では戦争になってしまう。人間同士が憎しみによる報復を繰り返す限り戦争はなくならない。戦争行為をすることで儲けようという不埒な輩たちがいても、多くの人々の反応がこういうものであれば、いずれ平和も実現するものと信じたい。
 パリでは非常事態宣言に対抗して、シリアからの避難民を受け入れようというデモも行われている。
 明日から1年ぶりで中国に行くことにした。過去10年の間、毎年出かけていた中国。1年以上行ってない。その前は、近くても何も知らない国だったのが、今や自分にとっては身近な旅先となった。旅は、旅をするというだけで意味がある、というようなことを言う本があったが、そういうものかと思う。なので、とりあえず身近な国中国で、親しんだ場所広州を起点に今回は桂林まで行ってみようかと考えている。風光明美で有名な場所ではあるが、行ったことがない。
 広い中国はいくらでも見に行くところがある。
 しばらく旅を控えていたのは、今年中にやりたいことが一つあったのだが、どうやらそれが思い通りに成就しないことが分かったので、ここはひとまず気分転換も必要。行先はどこでもよかったのかもしれないが、旅をするなら中国、又はアジアの国々のどこかがいい。最近のテロの多いご時世では、中国旅行というのは安全な旅先になってきたのではないだろうか。とにかく行ってきます。