天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

原点回帰

二胡の発表会も終わり、二胡を初めてちょうど二年になった。ものの本によると、二胡の弦は一年に一度は張り替えるべきとのこと。昨年は、そういうわけで先生に張り替えを頼んだ。が、今年は自分でやってみた。音が少し大きくなった。弦を押さえているスポンジの代わりに、フェルトに変えてみたせいか。あまり響くので、スポンジに戻してみると、元の音色に近づいたが音はやはり大きくなった。

自分でいじってみると、このニシキヘビの皮の上から直接響かせる、一見ワイルドなつくりの楽器も、ちょっとしたことでデリケートに音が変わる。そういうことも自分で調整できるようになったかな。
ところで、このブログは二胡ブログではなかった。中国文化として二胡のことを書くが、それだけでは本来の趣旨とは違う。
 いきなりどうしてまたこういうことを言うのか。森村誠一さんが憲法のことを書いた本を見つけて読み始めたせい。憲法を改定しようという論議について、いろいろな人の意見を集めてよく考えようという趣旨の本。もちろん森村さんは憲法改悪に反対。この本はよくできている。一番初めに吉永小百合さんの言葉が出ている。これは我々の世代は読みたくなるわな。
 改憲派の人の意見も出ている。その論拠を見ると噴飯ものだったり、形式のみだったりいろいろ。そういうことをいちいち論破してみたい。ケチをつけるだけのようだが、もっともらしく語っているその内容がいいかに浅薄なものか、具体的に指摘していきたい。