天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

身のたけ起業

 この本は、通勤電車の扉の横に貼られていた広告が気になって買い求めた。読んでから、作者のサイトを見たら本に書いてあった通り、いきなり動画でその活動の紹介が出てきた。
 タイトルから見て、誰でも自分でできることをどう起業に結び付けるかが書いてあるように思えた。自分がやりたいことを起業に結び付けるノウハウかヒントがあるかもしれないと思ったのだ。ほぼそんな感じだったが、ここで言っているのは自分で体験したり、努力して見につけたことを、それを知りたいと思っている人にレクチャーして対価を得るというもので、井口自身が実践していることだった。それをまた本にして稼いでいるといったところか。

 彼自身は、留学した経験があり、英語を身につけるノウハウはあったわけで、これをセミナー形式で売り込むことからはじめたらしい。
 誰でもできる、といいながらツールとしてはネットを使いこなすので、そういうことが出来ない人は若干興ざめだろう。
 しかし、自分の知識・経験を、それを必要としているひとに有料で提供しようというのがコンセプトであり、ツールはITの他にもある。書籍、セミナー、スピーチといったものが列挙されている。こういうのをエキスパートビジネスという。
 前半を読んでいるときは、自分のやってみたいことをすぐに始めろいうメッセージに納得をした。準備ばかりでなく、すぐに始めろと。そして、エキスパートビジネスをやる場合の具体的方法が、自らの経験に基づいて書かれている。それがネットなどITを使ったものが多いというわけ。現代はそういう時代であると言うわけだ。
 自分の場合、日中の往来を増やすことに係る仕事ができないかな、と思っている。二胡日中友好協会もそういう一環でもあるのだが、中国にツアーでない旅行をサポートすることに需要が無いだろうか。できることから始める。いつ始めるかと言うと、すぐにということになる。少し考えてもいいかもしれない。儲ける話でなく、やりたいこと。温めていることを温めてばかりいないで、ダメモトで行動してみるかな。