天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

中村天風人間学 神渡良平著

 中村天風さんのことは、友人に聞いて以来その天風さんの本を2冊と、関連してヨガの相川さんの本を読んだ。相川さんは現役のヨガ指導者であるが、天風さんのほうは少し古いかなと思っていたら、この9月に出た本が掲題の本。今でも本になるくらい大変な教訓なのか。立ち読みを少ししたら、天風さんが修業したというインドの村の様子が書かれていたので、購入して読んでいる。

 著者のペンネームが怪しい。神が渡るという大それた名前をつけちゃって、どんなんかと思ったら天風さんに心酔するあまりこういうペンネームをつけたことがよく分かる。天風さんの他に安岡正篤という似たような人のことも書いている。この本はタイトルの通り天風さん中心だが、安岡さんに関する本も別にかいているようだ。
 他にも、天風さんの教えを裏付けるような、あるいは教えに感じいって救われた人達の事例がいくつも出ている。みんないい。素晴らしい人達だ。
 誰もが、自分を大切にしなくてはならない。宇宙との一体感を感じればしめたもの。後は心の命ずるままに生きてゆくことで、周囲の人達をも幸福にしてゆくことができる。こういう書き方をすると、ホンマかいな、あいつもとうとう来たか、と思われるカモしれないが、多くの実例や類似の著名な素晴らしい人の名前が出てくる。マザーテレサもその一人。
 色々な関連本が紹介されているので、順次確認してゆくことにしよう。