天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

女子力

 女性の職域が広がっている。安倍君もさかんに女子女子といって、この前の組閣の時の写真では自分の周りを女性の大臣で囲ませて悦にいっていた。この態度は頂けないが、女性の活躍が増えていることは確か。
 自分の注目した人を見てもそう。昨日書いた、可越さんも女性なら、一昨日書いた山口絵里子さんも女性。それぞれに、志を持っていい仕事をしている。若いけど尊敬に値する。
 もっと身近なところでは、私が今先生と呼ぶ人達はみなそろって女性。二胡に中国語に呼吸法。皆中国出身というところも共通している。それか、と言われるかもしれないが、それぞれにとても頑張っていることが身近に感じられる。日本人のデモシカ先生や、意識レベルの低い二級公務員の男たちとは比べるのも失礼な生き方。
 中国語の先生と呼吸法の曽紅先生は、世代的には渡しに近い。二胡の沈琳先生は80後(パーリンホウ:80年代生まれ)と若い。しかし、一口に改革開放後の80後と言っても、この世代は結構苦労しているのだとどこかに書いてあった。それまでの人達の価値観と生活感の流れの中で、新しい感覚で自らの生き方を探って来た人達だ。
 この前の銀座スイングのライブの時に、沈琳先生は来日以来の苦労話を少しだけ面白く話してくれた。実際には結構つらいこともあったろう。去年は心配してか夏の間中お母さんが来ていたのを思い出す。
 私と同世代の人達はまた大変だ。文革を中国で経験している。曽紅先生もチラとだけ当時の苦労話をしてくれた。お父さんが批判されて、ご自分は溶接工場で2年働いたとのこと。若い女性にとって大変な苦労であったろう。中国語の先生は当時をあまり語らない。
 ともあれ女子力。他にもすごい人達がいっぱいいる。そこへゆくと男性はどうなのか。同じように頑張っている人は多くいると思うが、あまり話題になっていないのか知らない。とはいえ、facebookで友人になっている莫邦富さんや謎の李小牧さんはなかなか。日本人では、加藤嘉一氏かな。この人は中国で有名になったことをきっかけに売りだしたが、今や主に何を考えているのかあまり見えない。
 おっと、男性では個人的中国進出を果たした友人がいた。とかく女子力が目立つ昨今ではあるが、男子のワシも頑張らねば。