facebookにある先輩が、安倍首相が靖国神社を参拝したことをアメリカが「失望した」とのコメントをしたことを載せた。いわく下記の通り。
"日本は大切な同盟国であり、友好国である。しかしながら、日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに、米国政府は失望している。"
http://blogos.com/outline/76702/
これに対して、多くのコメントが寄せられた。発言したのは就任間もないケネディ米国大使だ。政治の素人が何を言うか、だとか日本のやることに口を出すな、といったような米国批判のコメントが多いのに驚いた。驚きまくった。
右傾化の象徴のような安倍が靖国参拝までして、近隣諸国から非難されているにもかかわらず、同じように緊張悪化させたことを非難したアメリカを逆避難するとは、まったく安倍側ではないか。
中に「ここに書かれた多くのコメントに失望した」というコメントがあったので賛意を表明しておいた。
一説には、中国、韓国、北朝鮮と今はどの道関係が良くないのだから、良くないついでに靖国参拝をしてしまって、国内の安倍支持基盤である保守派にゴマをすったのだという見方がある。どうもそんな感じがしないでもない。
SPYBOYさんのブログの写真に「安倍内閣などを成立させてしまったのは我々の怠慢だ」という看板があったが、まさにそうだと思った。一方で安倍側で旨い汁をすう人間もいるものだとげんなり。
今日は沖縄の県知事が、米軍基地移転先として県内に新たな滑走路の為の埋め立て工事を認める発言があった。靖国参拝でアメリカに叱られた安倍が、今度はアメリカに対して点数稼ぎに沖縄県知事を抱き込んだのではあるまいか。
