天天日記

中国好きのまっちゃんで、書いていたはてなダイアリーを引き継いでいます。

今年はじめての日曜日

 日曜だからってどうってことではないが、日ごろあまり気にしない新聞の日曜版が眼についた。
 新聞、テレビなどのメディアを普段は批判的に見ており、新聞はただ以前からの流れで日本経済新聞を購読している。眼についたのはこんな見出し。
「安全立証責任 電力会社に」
原発活断層問題で『淘汰』」
「再評価の先送り、終止符」
「日本列島は地震の巣」
 おお、この新聞はやっと事の重大性を正しく世間に広めようと言う気になったか、と感じた。よく読むとまだ「東京電力福島第一原発の事故は津波が主な原因とされ、敷地内の活断層とは直接関係がなかった。」などと言いきっているところがイマイチ。実際には地震への備えが不十分で、冷却装置の電源を失ったことが原発事故の直接の原因なのだ。
 そこには触れないまでも、活断層が引き起こす地震の大きさを見過ごしてはならないという動きがあることを報道し、世の中の情勢が見出しのとおり電力会社に責任ありとする動きになっていることを書いている。
 そういう動きになったことは、良心ある学者の方々の訴えや、この事故を他人事としない市民運動の盛り上がりの故であろう。
 新聞は「電力会社はこの数カ月の急速な変化についていけずにいる。」と結んでいる。